地震大国と言われる日本では、いつどこで地震が起こるかわかりません…
今月8日にも、日向灘を震源とする地震が起きましたが いざという時に家族の安全を守るため、普段からの備えが大切です。
今回は、あらかじめ家族で話し合っておきたい「地震発生時の行動」「家族の集合・合流場所」についてご紹介します。
(1)地震発生に備え、安全を確保する方法を確認
地震が起きたときにまず大切なことは、家族と自分の身を守ることです。
冷静な行動を心がけ、その場に合った身の安全の確保を行いましょう
1.自宅にいるとき
まずは自分の身を守り、揺れが収まったあとに室内と近隣の安全確認を行います。
リビング・キッチン・ダイニング
地震が発生したら、テーブル・机の下にもぐるようにしてください。
このとき、頭部をクッションや座布団などで保護するのも忘れないようにしましょう
ただし家族全員がもぐれないこともあるため、「ママと子どもはテーブルの下にもぐる」
「パパは寝室のベッドの下にもぐる」など、避難時の組み合わせと身の守り方を決めておくとよいかもしれません。
近くにもぐれる場所がないときは、うずくまった子どもの上に大人が覆いかぶさるようにして、子どもを守りましょう。
このとき、大人もクッションなどで頭部を守るようにしてくださいね。
寝室
寝具をかぶるかベッドの下にもぐって、揺れが収まるのを待つようにしてください。
このときも、枕などで頭部を守るようにするとより安心です。
トイレ・お風呂
揺れたらドアを開け、避難路を確保しましょう。浴槽の中にいるときも洗い場にいるときも、
風呂のふたや洗面器などをかぶり、頭部を守ってください
2.外出先にいるとき
外出先で地震が起こる可能性も十分あります。お出かけ先や施設に避難経路図がある場合は、避難ルートを出かける前に確認しておきましょう。
最寄りの避難場所についても調べておくと安心ですね。
また建物の中にいる場合、地震の衝撃で電気機器が停止していることも考えられます。
閉じ込められる危険もあるため、地震後はエレベーターを使わないよう気をつけてください。
外に逃げるときには慌てて出口や階段に殺到しないようにしましょう。
また、外出先周辺に危険な場所がないかを確認しておくことも大切です。海、河川や河口、湖、崖などの有無もぜひおさえておいてください。
職場
仕事中に揺れを感じたときは、キャビネットや棚、ロッカー、コピー機などから離れ、机や作業台などの下にもぐります。
頭部を守ることも忘れないようにしてください。落下物にも注意しましょう
スーパーやショッピングモール、デパート
できるだけ商品が置かれていない場所や、柱のまわりに身を寄せて揺れが収まるのを待ってください。
ガラス張りの窓やショーケースなど、割れたり倒れたりしやすいものから離れ、バッグや買い物かごなどで頭部を守るようにしてください
(2) 地発生に備え、家族の集合・合流場所を決めておく
家族が別々の場所にいるときに被災することもあります。万が一のときに、家族が集合できる場所についてあらかじめ決めておくと安心です。
自宅の近隣に、複数の避難場所・避難所が設けられていることがあるので
どの避難所を集合場所にするか事前に決めておきましょう!
ただし被災下の混乱ですぐに会えない可能性もあるので、待ち合わせ場所を複数決めておくとよいと思います。
このとき、待つ時間についても決めておくと会える確率が上がるはずです。
なお、地震が発生したときには、建物が倒壊したり、津波や家事などの二次災害などが起きる可能性もあります。
家族の安全のため、自宅ではなく、指定避難所や避難場所などを集合場所にすることをオススメします。
避難場所・避難所は地域の小中学校・支援学校・大学・防災センターなどがあります
詳しくは各自治体のホームページなどハザードマップ等で確認しましょう!!